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家の記憶

2006年07月03日 14:56

昨日、7月2日は祖母の1周忌でした。

1周忌の法要は8月に行う予定ですが、近い者だけ集まって一緒にお墓参りをしようとなり、私は実家に帰りました。

月命日には、毎月お経を唱えに来て貰ってるので、1年ぶりに会う叔父や叔母たちと一緒に仏壇にお参りし、その後お墓参りに行きました。


「あっという間の1年やったね・・・」ボソッとつぶやく叔母の言葉にみんな静かに頷きました。

去年の今頃は、高齢であった為予測はしていたと言え、祖母が亡くなったことが辛くて悲しくて苦しくて私は泣いてばかりいました。

お葬式がすみアパートへ帰って、1日1日を過ごしていく。
そうやって、事実を少しずつ受け入れて1年経ちました。

お座敷のお仏壇の前でお坊さんがお経を唱えておられます。
その後ろに、父・母・叔父・叔母・弟が並んでいるのをぼんやり見ていると、一番はしに背中がまがって小さくなった祖母がうつむいて手を合わせ一心にお参りしている姿が見えるようでした。

こんなとき祖母は、いつも一番はしで、小さくでも一番熱心に手を合わせていたものです。

家が、部屋が、祖母を覚えているのです。

祖母の姿を思い浮かべ、少し涙が出そうになりました。
でも、「ああ、このゆっくりとした時間の中に祖母は居るのだな」
そう思うと不思議と祖母は家と一体になったような気もしました。

去年のとてつもなく辛くて堪らなかった私の心も、このゆっくりとした時間に癒され、今はとても凪いでいます。

時間薬とはよく言ったものです。

誰にも必ず、そして平等に訪れる時間は、ゆっくりと私達を先へ押し流しているようです。
傷ついた細胞が、再生を計るように。

けれど、その一瞬一瞬は周りの景色が覚えているのかもしれません。
祖母の記憶を家の柱や窓や畳が覚えているように。



そんな事を考えている間に、長いはずのお経が終わり、すっかり足が痺れてしまった私は暫くその場を動く事が出来なかったのでした。
とほほ・・・。


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コメント

  1. kotomi | URL | 7RorUgFk

    そうですね

    亡くなった人を思い出すのって
    物だったり食べ物だったり景色だったり
    いろんなところで ふっと思い出しますね。。

    おばあさんは あこさんをこれからも
    ずっと守ってくれますね。。

    それほどあこさんが思ってたのですから。。

  2. くま | URL | -

    時間

    時間って不思議ですね。
    私は両親のどちら方の祖父母も小学生低学年くらいまでに亡くしている為か、あまり実感がわかず、あこちゃんのように深い悲しみに襲われるというよりは、じわじわと寂しさを理解していったようなんですが、おっしゃるとおりに私も、祖父母のいた場所や接した物、私も含め出逢った人の中に、祖父母がいるように思います。
    過ぎていった時間そのものも、消えてなくなると言うよりは、自分達が前へ進んで行くだけで、決して無くなってしまったりしないもののようにも思えます。
    亡くなった人は、すべての時間にいるようになるのかも。

  3. ビバ! | URL | -

    人間の思い出は、

    悲しいことが時間とともに薄らぐように出来てるみたいです。
    どんなに悲しくてツライことも時間が全て解決してくれるように思います。
    もっともっとツライこともあるかもしれないけど、もっともっと楽しいこともあるからね。

    質問。記事内でクリックがない場合は、右にあるのを押せばいいのかな・・・???
    アクセス数が少ないってコメにあったけど、平均どのくらいなのかな~~???よく分からないわん。

  4. oharu | URL | -

    月が!

    私もおばあちゃんっ子だったので、あこさんの思いが伝わってきました!10年も前になりますが、私の祖母が亡くなった時、初めて心にポッカリ穴が開く・・というのを経験しました。今でも時々おばあちゃんがいたら何て言うかな・・とか考えることがあります。

    ところで・・すごいテンプレートですね!間違ってしまったのかとビックリしました!★が出るのも素敵ですが、なんといっても月が動かせてしまうなんてっ!・・しばらく遊ばせていただきました~!七色蛍、挑戦したいです♪

  5. のあ | URL | -

    時間が癒してくれる・・

    あこちゃん、お祖母さんが大好きだったんですね。
    私は祖父母と暮らしたことがなかったので、あこちゃん程の悲しい気持ちではなかったですが、今でも思い出の物を見たりすると、色々してくれたことを思い出します。

    お祖母さんって、居るだけで温かい感じがして癒してくれる存在ですね。

    悲しくて毎日思い出していたのが、時が経つにつれて時々になる・・・なんとなくそれも淋しいような気がします。でも、亡くなられた方には、そうして悲しみが和らいでいくことが、いいことらしいです。

  6. *あこ* | URL | muuxaJuM

    kotomiさんへ

    ふと思い出したときの気持ちが、悲しいからだんだん懐かしいに変わっていく。
    不思議だけど、そうやって消化していくのかな・とも思います。

    いつまでも私はお婆ちゃんに守ってもらうばっかりだなぁって思います。

  7. *あこ* | URL | muuxaJuM

    くまちゃんへ

    くまちゃんの言うとおり、亡くなられた方は全ての時間に存在しているのかも・・・。
    普段はそのことに気付かないだけなのかもしれません。

    最近は、思い出したときの感情も悲しいから寂しいに変わりつつあります。
    もう少ししたら、寂しいから懐かしいに変わるのかな。

  8. *あこ* | URL | muuxaJuM

    ビバ!ちゃんへ

    だから、人は生きていけるのかもしれないですね。
    ず~っと悲しかったり、苦しかったりしつづけたら辛いでしょうし。
    そして、その分楽しいことや嬉しい事がやってきたらいいですね。

    ランキングのバナー貼り忘れてることに気付きました。
    すみません!!
    右の「ランキング参加中です」のバナーでも大丈夫です。
    わかりにくくてすみません!!
    アクセス数は、先月迄は1日平均15~18人くらいでしたが、今月に入ってから20人に増えました。(少なっっ!)
    他の人のブログ見てみると、3ケタや中には4ケタの方もいらっしゃるようで。
    私のカウンターは同じ人が何回来られても1回しかカウントしない設定なんだけど、他の人は重複なのかな?
    それにしても、4ケタは凄いよね~!!

  9. *あこ* | URL | muuxaJuM

    oharuさんへ

    私も、おばあちゃんっ子でした。
    小さい頃、父と母は近県に働きに行ってて殆ど私は祖母に育てられたようなものでした。
    中学校くらいまで寝るときも同じ部屋でした。
    その分、祖母に対する思い入れと言うか依存心が強かったのかもしれません。
    oharuさんのおばあちゃんは10年前に亡くなられたんですね。きっと素敵なおばあちゃんだったんでしょうね。

    ところで、oharuさんに教えて貰うまで月が動くこと知りませんでした!!
    ありがとうございます。
    お月様を右側に動かすと、草の陰がはっきり見えました。スッキリしました。

  10. *あこ* | URL | muuxaJuM

    のあさんへ

    そうですね。
    よく、「いつまでも泣いてばかりいると、亡くなった方が成仏できない」って言いますもんね。

    私にとって、祖母は凄く特別な存在でした。
    そのことは忘れないで、私の中にしまっておこうと思います。

  11. 綾乃 | URL | -

    思い出

    自分の大切な人との別れはつらいよね。

    でも、ほんとに時間って凄いと思う…。
    そして、いい思い出になっていくのかも。

  12. koba_sae | URL | -

    思い出・・・

    私の父がなくなって 1年です
    来週に1周忌法要をします・・・
    いろんな事が 思い出されます
    ずーと 1人で暮らしていたので
    可哀想な場面ばかり 思い出します
    今は 天国から
    私を見守ってくれていると信じています
    あこちゃんも おばあちゃんが
    しっかりと 見守ってくれてると 思いますよv-352

  13. *あこ* | URL | muuxaJuM

    綾乃さんへ

    楽しいことばっかりじゃなくて、いろんなこと全てが思い出になっていくのですね。

    楽しくないことも思い出になると懐かしく感じるから不思議です。

  14. *あこ* | URL | muuxaJuM

    koba_saeさんへ

    kobaさんもお父様を亡くされてからまだ1年なんですね。

    天国から見守ってくれてるんだから、
    しっかり頑張らなくっちゃですね!!

  15. ゆーり | URL | xeqX84xs

    涙そうそう

    あこちゃんの記事を読んで、私も13年前になくなった
    大好きだった祖母を思いました。
    亡くなったばかりの頃は、悲しくて寂しくて、
    涙ばかり溢れていました。
    月日が流れても、祖母に会いたいと願う気持ちは変わらず
    祖母を思うと自然に涙がこぼれています。
    でも、月日が流れて、しみじみ思うこと。
    亡くなった方は、いつも遺された者の心に
    寄り添っていてくれているということ。
    だから今では、祖母を思う時「ありがとう」と呟くようになりました。
    あこちゃんのおばあ様も、きっとずっとあこちゃんの傍に
    いてくださいますよ☆

  16. *あこ* | URL | muuxaJuM

    ゆーりさんへ

    ゆーりさんもお婆ちゃん大好きだったんですね。

    思い出すだけで、自然と涙がこぼれてくる・・・私もまだその段階です。
    なので、「なるべく思い出さないようにしよう」と思ったりもしましたが、ゆーりさんのようにいつか「ありがとう」ってつぶやけるようになったらいいな・・・。

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